絵本みて「ペングゥィンさんがね、しんじゃったの。」
娘がもうすぐ3歳だ。
ブログは長い期間滞ってしまったけど、
去年1年、一昨年からの2年
たくさんなことが家族にも仕事にも起きていて
娘もたくさん成長して
ずいぶん環境が変わったように思う。
絵本は読み続けてきた。
とにかく、たくさんの本を読んであげたいという当初の目標は達成できなかったけど
少なくとも絵本を通して娘の興味関心、知的好奇心を刺激できたかな、と思う。
今日聞いた
「ペングゥィン(ペンギン)さんがね、しんじゃったの。」
という言葉も忘れられない。
娘はこの言葉を発した後、目がウルウルしていた。
読んでいた本は、ペンギンの生態系をリアルなペンギン画像ととともに描かれた絵本。
お父さんペンギン、お母さんペンギン、こどもペンギンが出てきて
娘の生きている世界のアナロジーのように話が展開していく。
その中で人間社会とは違うところ。過酷な寒さの世界も描かれてく。
ペンギンだって大雪の日は寒くて体を寄せ合っている。
中には寒すぎて死んでしまう、子どもペンギンもいる。
その写真があらわに絵本に中に描かれいる。
その姿をみて、娘が言ったのが
「ペングゥィンさんがね、しんじゃったの。」
生きること、死ぬこと、というテーマは
個人的にも、とても大事だと思っていて、
大人になってもこんな気持ちなんだぁと実体験でしか
感じることができないテーマのような気もする。
そのテーマに2歳11か月で向き合うのは早いんじゃないかという変な親心もあったりして。
娘の発言に対するとっさに返せる上手い言葉は、持ち合わせていなかった。
「そうだね、元気に育つペンギンさんもいるし、悲しいけど、死んじゃうペンギンさんもいるね。」
不謹慎かもしれなけど
娘が死んでしまったペンギンの写真を見て、
死んでしまうということが悲しいことと分かっているのに
お父さんに伝えてくる姿はとても嬉しかった。
いろんな感情を培っている娘は
悲しい気持ちにも向き合えるようになったんだなぁと成長を感じられたからだと思う。
昨日TV放送されていた「Remember,me」というディズニー映画がやってたけど
生死をテーマにした名作。2017年の映画を3年前に見たとき、そのときの自分の環境もあってか
とても涙したことを思い出しました。その人にはずっと感謝してて、忘れないように。
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